エコとエゴについて、少しだけ考えてみた

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エコロジーという言葉が、
21世紀の重要なキーワード
であることに異論を唱える人は少ないだろう。
20世紀の後半から
環境破壊や公害による
生態系の破壊に対して
多くの識者が警鐘を鳴らしてきた。

僕にとってエコロジーとの出会いは、
おそらくは小学生のころ。
漫画やアニメによって、
この問題について考えさせられた。

昭和30~40年代、
ウルトラQとかウルトラマンとか、
ゴジラなんかいい例だけど、
怪獣が現れる背景には
現代社会に対する批評の精神があった。
鉄腕アトムとか
ジャングル大帝とか
手塚治虫の一連の漫画は、
科学万能主義ではなく、
エコロジカルな思想にもあふれていた。

今、振り返ってみると、
この時代の子供たち向け娯楽漫画は、
環境破壊や生態系の問題など、
けっこうヘビーなテーマを扱っていたように思う。

僕ら子供たちは
そんなに深いところまで
理解できるわけはないのだが、
それでも何となく
カネゴンのピエロ的な笑いや
ゴジラのやるせなさが
そのビジュアルから伝わってきたわけで…。
社会的な問題がデフォルメされて、
それに対しての怒りや哀しみが
マンガという型式で表現されていた。

ノスタルジックな想いが
昔のことを美化しているのは認めよう。
それでも、なお、思うのだ。
義のための行動を是としたものが多く、
少なくとも自己中心的な考え方を
全面に押し出すようなマンガは少なかった。

エゴというものは、
人間が生きている以上、
誰もが、どうしようもなく持っているものだ。
でも、そうであると認めた上で、
そこから、どうするかが、人生の課題。
いちばん重要な問題ではないのか?

エコロジーを考えるとき、
エゴを同時に考える必要がある。
われわれは地球に生きている。
われは地球に生きている。
われが生きている地球は、
われわれが生きている地球である。
われ=エゴとわれわれ=エコとを
いっしょに考えて、むすびつけるもの。

小学生のころ、
マンガからエコロジカルな考え方を
ヒントとしてもらっているにも関わらず、
僕たちは、まだこの宿題に答えを与えられないでいる。

それでも、さすがに少しは学習して、
ぼんやりと、見えてきているものもある。
まだまだ、だけれども…。

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